どうも!ころんです!
今回の記事では、建設会社入社4年と15年目の収入をご紹介します。
これから、建設業の仕事に就こうと考えられている方は、建設業の収入ってどれくらいなの?と知りたい方がいると思います。
建設業界に3年いるころんもそうでした。熱心に探してました。
また、今回は建設業で多い施工管理と建築士の収入について紹介していこうと思います。
紹介するのは、以下のような経歴をもつころんです。
- スーパーゼネコンの子会社の4年間就業
- 1年目は施工管理職に従事
- 2−4年目は、建築士として施工図作成に従事
- 二級建築士に1年目で合格
同じ建設会社の施工管理と建築士の仕事でも、給与は大きく変わってきます。
働き方、給与事情を知らないまま就職すると、転職、就職に失敗してしまうかもしれません。
この記事を読んでわかることは以下のとおりです。
- 建設会社に入社してからのリアルな給与事情
- 社会人の昇給はどのくらいなのか
施工管理と建築士のリアルな給与を公開
それでは、始めに4年間と15年目の給与を公開します。
年次 | 総支給額 | 基本給 | 平均月給 | 賞与合計 |
1年目(19歳) | 349万円 | 18.4万円 | 248120 | 52万円 |
2年目 (20歳) | 323万円 | 18.8万円 | 219013 | 60万円 |
3年目 (21歳) | 324万円 | 19万円 | 203404 | 80万円 |
4年目 (22歳) | 20.7万円 | 220140 | ||
15年目 (33歳) | 900万程度 |
この表は、1年目は施工管理としての給与を示し、2年目から15年目は建築士としての給与を示しています。
施工管理と建築士の給与を比べると施工管理の方が給与がたかいんですね!
なぜ、年次が上がったにも関わらず1年目の方が給与が高いのでしょうか。
細かくみていきましょう。
施工管理時代の給与
それではまず、施工管理時代の給与です。
年次 | 総支給額 | 基本給 | 平均月給 | 賞与合計 |
1年目(19歳) | 349万円 | 18.4万円 | 248120 | 52万円 |
1年目にして年収350万とは高卒にしては高いのではないでしょうか。
また、残業のない研修期間(3か月間)を含みますので、2年目に施工管理をやっていたとすると、400万円は超えたと思います。
施工管理でも、担当する建物によっても業務内容が変わってくると思うので紹介しておくと、2つの現場を経験しました。
1つ目は、8万平米の物流倉庫です。
2つ目は、高さ200mの超高層マンションです。
規模感的にもとても大きいことがわかりますね。
規模が小さくなると、ゼネコン会社の規模も小さくなるので、給与が変わってきます。
給与の変動に大きく関わる残業時間についてですが、平均的に60時間ほどしていました。
残業時間1時間に対して1600円ほど支給されます。
また、現場手当といものも月に2万程支給されます。
建築士時代の給与
次に建築士時代の給与についてです。
年次 | 総支給額 | 基本給 | 平均月給 | 賞与合計 |
2年目 (20歳) | 323万円 | 18.8万円 | 219013 | 60万円 |
3年目 (21歳) | 324万円 | 19万円 | 203404 | 80万円 |
4年目 (22歳) | ー | 20.7万円 | 220140 | ー |
15年目 (33歳) | 900万程度 | ー | ー | ー |
ころんは、2年目から4年目までは設計職に従事しました。
1年目の方が給与が高いじゃないか!
と思われる方もいると思いますが、これには3つの要因があります。
- 残業時間の関係
- 現場手当の関係
この2点については後ほど説明します。
15年目の900万という給与に驚かれた方もいると思います。
これは15年目の課長の話をもとにしたものです。
基本給にあまり差はないが、賞与で毎年大きく変わってくるとのことでした。
私の1年目の60万と2年目の80万を比べても20万も違いますからね。それは大きく変わることでしょうね。
また、これには2級建築士の資格手当7000円分が毎月支給されています。
施工管理と建築士の給与の違い
しかし、なぜこんなにも、施工管理と建築士の給与は変わってくるのでしょうか。
年次 | 総支給額 | 基本給 | 平均月給 | 賞与合計 |
1年目(19歳) | 349万円 | 18.4万円 | 248120 | 52万円 |
2年目 (20歳) | 323万円 | 18.8万円 | 219013 | 60万円 |
これには
- 残業時間の関係
- 現場手当の関係
が大きく関わっています。
残業時間についてですが、施工管理職は月残業時間が100時間近くになることが多いです。
残業時間が80時間としても時給1600円として換算して、月に12万円も支給されます。
また、現場手当ということで、月に2万円程度支給されます。
合計14万円です。それが年間になると168万円になります。
建設業界のこれから
しかし、2024年から残業規制が導入されます。
月の最大残業時間が45時間以内になるというものです。
いままで、残業を80時間ほどやっていた人は残業代が少なくなってしまい、収入現象につながってきます。残業をして収入を上げるという方には時間単価をあげるのがいいのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
建設業界の給与が低い!高いな!どちらを思われたでしょうか。
また、これからは働き方改革で残業規制が入ります。いままで残業で稼いでいた方も転職を考えることがあるのではないでしょうか。
今回の記事を参考に、転職活動、就職活動に活かしていただければ幸いです。
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