特定のデータをキャッシュする方法

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どうも!こーんです!

今回は、rubyで特定のページデータをキャッシュする方法を書いていきたいと思います!

まず、結論から知りたい方はこちら!

キャッシュしたい部分のhtmlを

<cache - do>…<end>

で囲うだけです。。。

簡単!!!!

と思われた方も多いと思います。

データベースなど色々いじらないといけないのかなとか思いますよね。

それでは詳しくやっていきます。

そもそもキャッシュって?

キャッシュ(cache)とは、プログラミングにおける重要な概念で、一度取得や計算したデータを一時的に保存しておくことを指します。これにより、同じデータが再度必要となったときに、時間のかかる取得や計算を行う代わりに高速にデータを再利用できます。

キャッシュの利用はパフォーマンス向上のための重要な手段であり、Webアプリケーションでは特に重要です。Webページを表示するためには、サーバーからクライアントへのデータの送信が必要ですが、このデータ送信は時間がかかることが多いです。そこで、一度送信したデータをクライアント側でキャッシュしておくことで、同じデータが再度必要となったときにはサーバーからデータを取得する代わりにキャッシュから取得します。これにより、通信の待ち時間を減らすことができます。

また、サーバー側でも、データベースからデータを取得するのに時間がかかるような場合、一度取得したデータをキャッシュしておくことで、同じクエリが再度発行されたときの応答時間を大幅に短縮できます。

ただし、キャッシュは最新のデータを反映しないという問題を持っています。キャッシュされたデータが元のデータと同期していない状態を「キャッシュの陳腐化」と言います。この問題を適切に扱うためには、データが更新されたときにキャッシュを更新する、あるいは無効化する(キャッシュの破棄)といった手法が必要となります。

簡単に言うと、

キャッシュは、一度取得や計算したデータを一時的に保存し、再利用するための手法

です!

Railsのキャッシュの種類

Ruby on Railsではいくつかの異なるキャッシュ方法が提供されています。ページレベルのキャッシュングには主に「ページキャッシュ」と「アクションキャッシュ」がありますが、Rails 4 以降、これらのメソッドは標準のRailsから外されてgemとして提供されるようになりました。

ページキャッシュを設定する方法は、actionpack-page_cachingというgemを追加することで利用できます。

一方、フラグメントキャッシュ(一部のビューをキャッシュ)は引き続きRailsの主要部分として提供されています。今回は部分的にキャッシュするフラグメントキャッシュについて説明します。

具体的なキャッシュする方法

たとえば、_message.html.erbというパーシャルがあると仮定しましょう。このパーシャルは各メッセージを表示するために使用されます。

<% cache @message do %>
  <!-- メッセージを表示するコード -->
<% end %>

実際例

<% cache @message do %>
 <div class="messages">
  <%= render partial: 'message', collection: @messages %>
 </div>
<% end %>

これにより、各メッセージのレンダリングがキャッシュされます。メッセージが更新されると、キャッシュは自動的にクリアされ、新しい内容がキャッシュされます

まとめ

この記事では、Rubyで特定のページデータをキャッシュする方法について詳しく説明しました。

まず、キャッシュとは、一度取得や計算したデータを一時的に保存して再利用するための手法で、パフォーマンス向上に大いに寄与します。しかし、キャッシュされたデータが最新の状態を反映しない「キャッシュの陳腐化」という問題があるため、データ更新時にはキャッシュも更新または無効化する必要があります。

Ruby on Railsには、異なるキャッシュ方法が提供されています。今回説明したのはフラグメントキャッシュ(一部のビューをキャッシュ)についてで、これはRailsの主要部分として提供されています。具体的なキャッシュの方法としては、<% cache @message do %>で囲うだけで、その部分がキャッシュされます。

最後に、キャッシュを用いたRubyのコーディングは、効率的なパフォーマンス向上の一手段として覚えておくと良いでしょう。次回からも、さらなるテクニックや情報を提供していきますので、ブログをチェックしてください。

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